牛や豚などの家畜から食用となる肉類を除いて、直接食用にできない脂肪は、熱を加えて溶かせば、牛脂やラードなど馴染みのある食用油脂になります。

油脂を生産した絞りかすに肉粉といわれる副産物ができ、ペットフードの原料などに利用できます。

食用加工では、骨や内臓などの不可食部位が発生します。これらはまとめて熱処理することにより油脂が生産され、家畜の飼料に利用されます。

牛は、と畜場でBSEの検査を受け、安全性が確認されたものが食用等に利用され、BSEのリスクが高い特定部位は適切に除去し処理された後に焼却します。

牛の肉骨粉は焼却しますが、鶏の肉骨粉は飼料用、肥料用に利用し、油脂は工業や飼料用に利用します。

大手スーパー、ホテル、学校などから出る、フライを揚げた後の廃食油を収集し精製します。これらは主に飼料用として販売いたしております。